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学会のコンセプト


会則


役員名簿


理事会


会員の分析

正会員 522名
賛助会員 26団体



理事長挨拶

日本歯科医史学会は昭和42年(1967)に歯学史集談会の発足から昭和48年(1973)に日本歯科医史学会と改称され、翌年に日本歯科医学会の第13分科会として公認され現在に至っています。年1回開催されている学術集会は本年平成20年(2008)で第36回を数えるに至りました。この間、歯科医学や歯科医療史上いくつかの新事実や新知見が得られています。
本来の目的は「歯科医学、歯科医療および歯科保健等について研究しそれ等の発展に寄与すること」です。歯科医学・歯科医療の近代化はほかの分野と同じように欧米からの輸入によって行われました。それは明治期に入ってからであり、明治39年(1906)の歯科医師法の成立がターニングポイントになったことはいうまでもありません。古くは、現存するわが国最古の医学書「医心方」(984年)に、歯科疾患については牙歯病、唇口病として病原候論の所説を引用して記述されています。当時は医師と歯科医師の区別はなく「口中医」としての治療が行われ、約1000年の時を経て明治期になり分類されるようになりました。
「史学」という研究学問は実態を明らかにすることを目的としています。それは資料に基づいての考証で、根本資料なくしては成り立たない分野でもあります。日々散佚していく資料の収集はきわめて難しいだけでなく計り知れない努力が必要です。史料から得られる新事実がさらに時代考証を導くことに繋がります。「歴史はくり返す」といわれるように、人は歴史から学ぶことで同じ轍を踏まないことができるのです。ここに歯科医学史研究の醍醐味があります。